Mac The Ripperは、リージョンコードの変更が可能などの便利な特徴を備えたフリーソフトです。基本的に英語表記で利用することになりますが、操作性はシンプルで用いられている単語も決して難しくないので、DVDコピーのソフトをお探しの方にはおすすめです。
関連記事 |
Mac The RipperはDVDのコピーやリッピングを行うための専用のソフトです。日本語に対応していないため英語で操作しなければならないものの、スピーディーにコピーができてコピーガードの解除も可能なので、非常に使い勝手のよいソフトです。 今回は、Mac The Ripperの入手方法や使い方について説明すると同時に、実際にMac The Ripperを利用した人の口コミもいくつか紹介します。
Mac The Ripperの紹介 1、Mac The Ripperの入手方法 |
1、Mac The Ripperの入手方法
Mac The Ripperにはいくつものバージョンがあり、フリー版のMacTheRipper 2.6.6は公式サイトにてダウンロード可能です。 ただ、それよりバージョンの新しいMacTheRipper 4.0やMacTheRipper 3.0などは公式サイトにダウンロードリンクはなく、アクセス方法に関する具体的な案内もありません。 そのため、MacTheRipperを利用したい場合は、現状ではMacTheRipper 2.6.6を使うことになります。 バージョン2.6.6でも基本的な操作を行うことはできますが、MacTheRipper 2.6.6は日本語に対応していないので、英語で操作を行う必要があることには注意しておきましょう。
2、Mac The Ripperの3つの特徴
Mac The Ripperの特徴として、主に次の3点が挙げられます。 ・スピーディーなコピーが可能 ・リージョンコードを変更できる ・基本的なコピーガードを解除できる それぞれについて説明しましょう。
1. スピーディーなコピーが可能
Mac The Ripperでは、DVDのスピーディーなコピーやリッピングが可能です。 DVDを何枚もコピーしたいような場合、1枚1枚に時間がかかるとうんざりしてしまいますが、Mac The Ripperではそのようなストレスを感じることはありません。
2. リージョンコードを変更できる
DVDおよびDVDプレーヤーにはそれぞれリージョンコードと呼ばれるコードが設定されており、両者のリージョンコードが一致していないとDVDが再生できない仕組みになっています。 そのため、海外のDVDだとコピーはできても視聴できないという事態が起こりえますが、Mac The RipperでDVDのリージョンコードを日本のコードに変更することで、問題なくDVDを視聴することができます。
3. 基本的なコピーガードを解除できる
Mac The Ripperは複雑なコピーガードにこそ対応していないものの、CSSやRCEといった基本的なコピーガードであれば解除可能です。 特殊なコピーガードを搭載しているDVDをコピーするのでない限りは、Mac The Ripperは非常に重宝します。
3、Mac The Ripperの使い方
Mac The Ripperを起動し、パソコンにDVDを挿入します(すでにパソコンにDVDを挿入している場合は自動的に探してくれます)。 Mac The RipperがDVDを認識すれば、下部にある「GO!」のボタンが青色に光ってクリックできるようになるので、GO!ボタンをクリックします。 Mac The Ripperを初めて利用する場合のみファイルの保存先を確認されるので、希望の保存先を選択しましょう。2回目以降は初回に選択した場所に自動的に保存されるようになります(手動の操作で保存先を変更することも可能です)。 右下の「Open」という青いボタンを押すとリッピングがスタートし、とくに問題がなければ30分前後でリッピングが完了しますので、2~3時間経っても完了しない場合は何かしらの異常が発生している可能性を疑ったほうがよいかもしれません。 「Extraction Complete」の文字が表示されれば、リッピング完了です。
4、Mac The Ripperの口コミ
Mac The Ripperの使用感に関する口コミを見てみると、「リージョンコードを自由に選択できるのが便利」といった意見が見られます。 DVDをコピー・リッピングできるソフトは数多くあるものの、リージョンコードを変更できるものはあまり多くないので、その点を魅力に感じてMac The Ripperを利用している人も多いのかもしれません。 また、「日本語化されていないため操作方法が理解しづらい」という意見も見られました。先ほどMac The Ripperの使い方について触れましたが、手順自体は非常に簡単で用いられている英語も決して難しいものではありません。 ただ、英語表記されているだけで、とっつきづらいと感じる人も多いでしょう。英語をネックに感じるかどうかでMac The Ripperに対する評価は多少変わるといえそうです。
5、【まとめ】Mac The Ripperは日本語対応していないものの使いやすいソフト
Mac The RipperはDVDのリージョンコードを変更可能で、基本的なコピーガードであれば解除可能という使い勝手のよいソフトです。 日本語対応していない点がネックになる可能性もありますが、実際に利用してみると問題なく利用できるケースが多いと思いますので、DVDコピーのソフトをお探しの方にはおすすめです。