HandBrakeは操作手順が簡単で分りやすく、複数のファイルを1度に変換することが可能なフリーソフトです。バージョンアップによって今後もより使いやすくなっていくことが期待できるので、リッピングに利用するソフトをお探しの方には非常におすすめです。
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リッピングを行えるソフトには有料のものも無料のものもありますが、HandBrakeはフリーソフトにも関わらず非常に高性能なソフトとして有名です。 操作手順が非常に簡単で分りやすく、複数のファイルを同時にリッピング可能できるといったHandBrakeの使い勝手のよさは、1度利用してみればきっとお分りいただけると思います。 今回は、HandBrakeの入手方法や使い方について説明すると同時に、実際にHandBrakeを利用した人の口コミもいくつか紹介します。
HandBrakeの紹介 1、HandBrakeの入手方法 |
HandBrakeの入手方法
HandBrakeは公式サイトからのダウンロードで入手可能です。 公式サイトに行くとすぐに「Download HandBrake」というボタンがありますが、そのボタンには小さく「For Windows7,8.1 and 10(64bit only)」という表記があるため、それ以外のOSではダウンロードできないような印象を受けます。 しかし、ほかのOSでダウンロードしたい場合は、ダウンロードボタンの下にある「Other Platforms」をクリックすることで別のダウンロードページに飛べるようになっているので心配無用です。 ダウンロードしたインストーラーを開き、「Next」→「I Agree」の順でクリックし、HandBrakeの保存先を選択した後、「Install」をクリックして「Finish」をクリックすればインストールが完了します。
HandBrakeの特徴
HandBrakeの特徴としては、主に以下の3つが挙げられます。 マルチプラットフォーム対応 操作手順が簡単で分りやすい 複数のファイルを1度に変換することが可能 それぞれについて、説明します。
1. マルチプラットフォーム対応
HandBrakeはWindowsだけでなく、MacやLinuxにも対応しています。 WindowsもしくはMacでしか利用できないようなフリーソフトも多いので、OSを選ばずに利用できるというのは大きな利点といえます。
2. 操作手順が簡単で分りやすい
リッピングができるフリーソフトのなかには、リッピングが完了するまでの手順が煩雑だったりいろいろな工程を経なければならなかったりするものもありますが、HandBrakeはシンプルで非常に分りやすい操作手順です。 日常的に使用するものであればあるほど、操作の簡単さや手順のシンプルさは重要なので、リッピングをする機会が多い人にこそHandBrakeはおすすめです。
3. 複数のファイルを1度に変換することが可能
リッピングしたいファイルが複数ある場合、ひとつずつ作業をしていくとかなり時間がかかってしまいます。 HandBrakeではキューに追加していく形で、複数のファイルを一気にMP4やMKVに変換できるので、多くのファイルをまとめてリッピングしたい場合には非常に便利です。
HandBrakeの使い方
HandBrakeの使い方は非常にシンプルで、まずはHandBrakeを立ち上げて左上にある「Source」をクリックし、読み込みたい動画および読み込み方法を指定します。 読み込みが終わると、先ほどクリックした「Source」の部分に動画が表示されるので、リッピングを行いたい動画を選びプリセットを選択します。 プリセットには非常に多くの種類がありますが、とくにこだわりがない・よく分らない場合は「Normal」を選んでおけばOKです。 「High Profile」を選べば高画質なリッピングが行えますが、スマートフォンなどでは再生できなくなってしまう可能性があることに注意しておきましょう。 出力する動画形式を選んでパスとファイル名を設定し、「Add To Queue」をクリックしてキューに追加します。 リッピングしたいファイルをすべてキューに追加し終わったら画面上部の「Start」をクリックすると、キューに入れられた順にリッピングが行われていきます。 チャプターの変更などを行う場合は少し手順が増えますが、リッピングの本筋の手順は上述したとおりです。
HandBrakeの口コミ
HandBrakeの使用感に関する口コミを見てみると、「(ほかのソフトのような)難解な設定が少なく使いやすい」といった意見が見られます。 先ほど説明したように、HandBrakeでリッピングを行う際の流れは非常にシンプルなので、ほかのソフトを使ったことがある人だとより一層簡単に感じられるかもしれません。 また、「バージョンアップにより使いやすくなった」という意見も見られました。 HandBrakeはオープンソースソフトウェアなので、適宜バージョンアップが行われ、より使いやすく改善されていきます。 今はHandBrakeにない機能でも、しばらくすれば有志によってバージョンアップが行われて搭載されるかもしれません。
【まとめ】HandBrakeは操作性がシンプルで非常に使いやすい!
HandBrakeは簡単な操作でリッピングができる、マルチプラットフォームに対応している、複数のファイルを同時に変換できるなど、多くのメリットを備えたフリーソフトです。 ほかのソフトを使用した経験がある人が使いやすいと感じるほどなので、リッピングに使用するソフトをお探しの方は、ぜひHandBrakeを利用してみてください。