マウスの劣化でクリックの反応悪化時にクリック反応設定が出来るソフト「マウスチャタリングキャンセラ」の使い方

ユーティリティ

 

【ソフト名】:マウスチャタリングキャンセラ
【動作OS】:Windows 10/8/7/Vista/XP/2000
【機種】:IBM-PC x64
【種類】:フリーソフト
【作者】:星山 等 
【インストール】 無し
【ダウンロード先】vectorさんからDL

マウスボタンのチャタリングを抑止するソフトです。

マウスボタンの劣化などから生じる予期せぬダブルクリックをマウスボタンの反応の設定で対応するソフトです。

余談:僕が昔マウスを購入したとき、買ったマウスのボタンが柔らかい(?)使用になっていたため構造上予期せぬダブルクリックが多発した時に、このソフトにたどり着きました。

余談2:僕の母(60代)がダブルクリックが苦手(?)で、どうしてもダブルクリックができなかったため、このソフトを思い出し、ボタンの反応設定を変更してダブルクリックしやすい(?)設定にしてあげました。

僕にとってはありがたいソフトです。

 

設定方法

1、ボタン監視設定
2、タブレットペンの筆圧設定


【1、ボタン監視設定】

マウスボタンの反応を設定できます。

左ボタンのバーをクリックすると処理方式設定できます。
「監視無し」「Down-Up 間隔測定方式」「イベントディレイ方式」「ハイブリッド方式」4つから設定します。

監視無し:監視しない。
Down-Up 間隔測定方式:指定秒数以下はクリックとみなさない。
イベントディレイ方式:指定秒数クリックを遅らせる。
ハイブリッド方式:Down-Up 間隔測定方式とイベントディレイ方式の両方

かんたんに説明すると、上記になります。

実際の機能説明を下記に引用

1. Down-Up 間隔測定方式
  バージョン1.0で採用していた方式です。
  「Down-Up閾値」で指定した時間(msec単位)より短い間隔のクリックを無視し
  ます。
  あまり数字を大きくすると、ダブルクリックが出来なくなるので注意。
  デフォルトの40msecで問題がある場合のみ変更するのがいいと思います。

  通常はこちらの方式がお勧めですが、ボタンを押し込んだ状態でチャタリング
  が発生するマウスでは、チャタリングが発生するとドラッグが出来ません。
  ドラッグ失敗が多発している場合は、「イベントディレイ方式」を使用してく
  ださい。

2. イベントディレイ方式
  バージョン1.1で追加された方式です。
  ボタンイベントが発生してから「ディレイ時間」経過後のボタン状態を見て
  マウスボタンのイベントをエミュレートします。
  あまり数字を大きくすると、ボタンを押してからの反応が遅くなりますので、
  最大でも40~60msec程度に抑えたほうが無難です。
  ドラッグ失敗が多発する場合にはお勧めの処理方式です。

  ただし、処理方式上ボタンを押してから実際のクリックが発生するまでに遅延
  時間が存在しますので、タイミング命の処理には向きません。
  シビアなタイミングを要求される向きには、「Down-Up 間隔測定方式」をご使
  用ください。

3. ハイブリッド方式
  バージョン2.0で追加された方式です。
  指定時間より短い間隔のボタンイベントは全て破棄し、イベントが発生しなく
  なったところで最後のマウスイベントをエミュレートします。
  ボタン押下の反応はDown-Up 間隔測定方式と同等ですが、チャタリングが長く
  続くようになったマウスでは、ボタンを離したときの反応がイベントディレイ
  方式よりも遅くなります。
  あまり数字を大きくすると、クリックの合間にドラッグが挟まるような反応に
  なりますので、最大でも100msec程度に抑えたほうが無難です。
  チャタリングがひどくなってクリックが分割されてしまうような場合には、お
  勧めの処理方式です。

 

「mSec」を設定します。

mSecはミリ秒の事で1000mSecが1秒となります。

 

右ボタンのバーで処理方式設定します。

 

「mSec」を設定します。

 

ホイールボタンのバーで処理方式設定します。

 

「mSec」を設定します。

 

ボタン4のバーで処理方式設定します。

 

「mSec」を設定します。

 

ボタン5のバーで処理方式設定します。

 

「mSec」を設定します。

 

優先順位設定

設定の優先度を設定できます。

実際の機能説明を下記に引用

プロセスの実行優先度を設定できます。
 マウスカーソルの引っ掛かり、クリック反応遅れがひどい場合に使用します。
 「リアルタイム」への設定も可能ですが、非常に高い優先度となるために非推奨
 とします。
 通常は、最高でも「高」を使用してください。

 

 


【2、タブレットペンの筆圧設定】

ペンタブの筆圧設定ができます。

「タブレットペンの筆圧情報は監視しない」のチェックを外すとタブレットペンの設定になります。

タイトルとURLをコピーしました